上司小剣

織田作之助夫婦善哉」を読んで以来どうしても一読したい作品ができた。それが上司小剣の代表作「鱧の皮」だった。岩波文庫に入っているので古本屋に行くたびに注意していたのだがぜんぜん見つからない。ほとんどあきらめかけていたのだが、今日たまたま近所の古本屋*1筑摩書房現代日本文学全集が出ているのを発見。もしや、と思って見てみたら、あったあった、第53巻「齋藤緑雨 内田魯庵 木下尚江 上司小剣」集。昭和32年刊。本文正字旧かな。定価350円。売価100円。美本、ただし箱およびカバーハトロン紙に焼けあり。もちろん購入。なんかちょっとうれしかった。
あ、感想ですか。実はまだ読んでないんで、なははは(;´Д`)

*1:ここは貸し本屋も兼業している。いまどきめずらしいよなあ