SEX PISTOLS「NEVER MIND THE BOLLOCKS」@Gyao

http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0013075/
本編50分17秒 配信期間:10月1日正午まで

ピストルズの音楽は怒りの爆発ではなかった。怒りの抑制だったんだ

ジョン・ライドンのこの一言を聞いただけで見てよかったと感じた。ジョンは知的な男だ。それから、レコーディングエンジニアを務めたビル・プライスが卓の前に座って実際にミキシングしながら解説する様子も興味深い。プロデューサー、クリス・トーマスサウンドに関する説明「ステレオではなくてモノラルデラックスだ*1」はまさに言い得て妙。いったい何トラックギターを重ねてるんだろうか。インタビュイーにはクリスやビル以外にも全メンバー(グレン・マトロックを含む)、マルコム、ジェレミー・トーマス(アートディレクション)に当時のEMI契約担当社員と主要関係者が網羅されていて圧巻だ。ただし、事実関係に関しておれが知らなかった情報はなし。いや、スティーヴの証言にひとつあった。初期ライブではクリス・スペディングが舞台袖でギターを弾いたそうな(;´Д`)
 
なんか「This is運命」を聞きたくなったので「メロン記念日 シングルMクリップス①&②」@Gyao*2見ることにする。

*1:たとえばモノラル録音したギターを右に定位させ同じ素材を左においてバランスをとることで音に厚みを出す。そうした手法でピストルズのアルバムサウンドは作られているのだという

*2:http://www.gyao.jp/sityou/catedetail/contents_id/cnt0019903/