9mm Parabellum Bullet「Termination」

大推薦。
一寸先は闇なアルバム。
イントロの一音めからアウトロ後の終止符まで、いったいどういう経路をたどったのか、さっぱりわからない。聞いている最中も次にどんな音が響くのか、それどころか今鳴っている音ですら、なぜこのメロディにこのギターでこのベースでこのドラムなのか、さっぱりわからない。とはいえ、まったくのでたらめをやっているのではない。決してでたらめではない。座標軸が既存のバンドとはずれているのだろう。そのずれはぼくたちに新しい音楽の可能性を教えてくれる。
聞け。感じろ。
急げ。今すぐ。