R・シュトラウス「メタモルフォーゼン」

昨晩、寝る前にジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレOの演奏でメタモルフォーゼンを聞いた。滅びゆくものの美しさ。今朝起きても、まだその気分を引きずっている。あんまり朝向きな気分じゃない。
しかし、4つの最後の歌といい、メタモルフォーゼンといい、シュトラウス晩年の作品のこの世のものならぬほどの美しさは異常。諦念の境地で眺める世界がこれほど美しいものだとは。