パリ・オペラ座バレエ「シンデレラ」

ピナから紆余曲折あってこのDVD観賞中。
振付を担当したルドルフ・ヌレエフってソ連出身なのに、よく昔のハリウッドのこと知ってるなあ。グルーチョ・マルクスのダンスとかすばらしいです*1
プロコフィエフの洒脱な音楽にヌレエフの才気あふれる振付と森英恵の華麗なる衣裳そしてペトリカ・イオネスコの豪華きわまりない装置、ほんとたのしい「シンデレラ」。
タイトルロールは10月にオペラ座のエトワールを引退したアニエス・ルテステュ、可憐。継母役ステファン・ファヴォランを筆頭に他キャストも充実したさすがオペラ座な一作であります。
2008年ガルニエ宮で収録。

*1:しゃべらないグルーチョなんて魅力半減だとおもえるけど、グルーチョらしいおもしろさをきちんと動きだけで見せてくれます。とってもよく特徴をとらえてる。振付師/ダンサーってからだで表現するプロなんだって根本のとこをおもいしらされます。