私と公の間には

三島の日記には「尾篭な話で恐縮だが」という記述があるそうです。
作家の日記が公開されることを前提に書かれているのは仕方ないにせよ、ネット日記を書くという行為にも微妙なバランス感覚が必要なんですよね。まったくのプライヴェートではないけれども、100%パブリックでもないでしょう。
といってもだれに見せるでもない日記帳につける日記だって100%プライヴェートというわけにはいかないものですが。