℃-uteに寄す・改

二首めを手直し。
菜のはなを栞がはりにはさみたるなつかしき本ながめくらさむ

蛇足

業平の、という部分がなにかひっかかっていたので変更。とはいえ、「なつかしき」がベストだと思えないのも事実。なつかしさっていうのは対象を気持ち穏やかに思っているから感じられる気持ちだろう。そんな安らかなことばをこの歌に使うのが適切か、という話。でも、おれのボキャブラリでは他によいことばを見つけられなくて…
第二点。彼女の名前と趣味、つまり歌のキーワードが目立つよう、その他の漢字はひらがなに。
最後に、この歌は「どうしても」旧仮名遣いでなければならないので、表記訂正。この歌の本歌の詠み人・在原業平を旧仮名で書けば「ありはらのなりひら」ですから。